あずきミュージアム概要

㈱御座候は、子どもから大人まで、先人たちの残した知恵を体感し、楽しみながら新しい生活の知恵=文化を創り出していく場、国際的にもユニークな施設「あずきミュージアム」を建設しました。

“姫路にうまいもの御座候”として創業以来、日本全国の店舗でお客様の支持を得、主商品の回転焼き(御座候)を販売いたして参りました。

主原料の「あずき」は、私たち日本人の生活に密接な関わりを持っています。

古くから、あずきの赤に特別な意味を見いだし、年中行事や人生の通過儀礼に欠かせぬ食べ物として大切に扱われてきました。

その過去の人たちが残した文化遺産を、今の人々・将来の人たちが生活の中でよみがえらせて後世に引き継ぐためにも、”あずき文化”の探求・伝承・創造活動の中核拠点とし、かつ、御座候をあずきオンリーワン企業へ深化させるべき「あずきミュージアム」を開設いたしました。

建物の外、真東にはろ笙柱(ろしょうばしら:太陽が依り坐す柱)を配し、カシ・クス・ツバキ・サザンカ・サカキ・シイ・モチ・茶に代表される照葉樹を敷地いっぱいに植栽し、街中の潤い・憩いの空間を創造しています。

あずきのふるさとでもある照葉樹林文化は、ヒマラヤ山脈から中国の雲南・華中をへて日本南西部の温暖な地域に広がり、その地で発掘されている土器・住居跡からも日本の縄文文化との関連が考えられています。

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【計画概要】

計画地
兵庫県姫路市阿保(本社工場隣接地)
構造規模
鉄筋コンクリート造 地上2階
敷地面積
8,419.75㎡
建築面積
1,177.51㎡
延床面積
2,009.40㎡
最高高
11.95m
外部仕上
  • 屋根 アスファルト防水
  • 外壁 中空式レンガ積(一部:鉄筋コンクリート打ち放し)
  • 開口 アルミサッシ
ろ笙柱室仕上げ
(造園工事)
  • 石門 白御影石 小叩き仕上げ
  • 床 栗板 名栗手斧斫り(なぐり ちょうな はつり)の乱尺貼り
  • 壁 生野石 布目積み
  • 天井 煤竹
工事期間
2008/04~2009/05
2009/06/20オープン

【設計趣旨】

  • ・水のせせらぐ照葉樹の森に、時とともに溶け込んでいくミュージアム
  • ・回遊動線をもつ正12角形の展示室と、庭園を望む開放的なレストラン
  • ・工場棟や工場ショップと有機的に連携し、様々なプログラムを提供
  1. ①一般の方には
    あずき文化に込められた先人の知恵を再発見していただき、生活の潤いを再考していただける場を提供いたします。
  2. ②あずきの生産農業に従事されている方には
    あずき文化の歴史と伝統を継承していく大切さと、新たな希望・勇気を活性させる場を提供いたします。
  3. ③従業員の方には
    一粒のあずき、一個の饅頭に生涯を託す、新たな誇り・自信を湧き出させる場を提供いたします。
  4. ④取引先の関係者の方には
    御座候の理想と願い、あくなき挑戦への企業アイデンティティを感じていただける場を提供いたします。
  5. ⑤子どもたちには
    あずきに触れ、あずきを感じ、あずきへの興味を抱いていただく場を提供いたします。
  6. ⑥次世代の小豆研究者の方には
    マイナーな小豆の多面的研究促進の必要性と意義を喚起していただける場を提供いたします。

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