●大暑(たいしょ)
暑気いたりつまりたる時節なればなり
No.008
あずきの花
黄色く可憐な小豆の花。北海道の小豆畑では土用の頃にその花を開き始めます。 「土用三日照れば小豆は穫れる」 と言われるくらい花の時期の好天は大切。 小豆の花を揉んで顔に塗りソバカスをとる美容法、―これは昔人のエステ・ナチュラル化粧品?
あずきで美容??
古書を開くと小豆の花は”腐婢”と称してその薬効が記されています。花ばかりでなく、その昔、小豆の汁や 白小豆の粉も洗顔料として使われました。また石けんのない時代、シャボンと称して糠等と共に洗剤として用いられました。 これは小豆に含まれるサポニンの気泡性によるものです。現代でも小豆を食する習慣のないアメリカ等でも小豆化粧品が売られています。 永遠により美しくと願う女性に対して”マメな奴”と呼ばれる男性。無駄な鉄砲を打っているもてない奴の意とか。豆の花は数多く咲いても 落下してサヤとならない無駄花を多数つけるのです。他の植物に類をみないそうした豆の本性。ともあれ、美味しい小豆がたくさん穫れる様、 黄色く可憐なその花をいっぱい咲かせてほしいもの。頑張れ小豆!!