●立秋(りっしゅう)
はじめて秋の気たつがゆへなればなり
No.009
お盆にあずき
釈迦の教えで餓 鬼道に落ちて苦しむ弟子の母を救うことができたという梵語のウランバーナ。音訳して盂羅盆。 色々の食物を霊に供え冥福を祈るお盆の行事は 推古天皇の時代に始まったようです。赤飯やぼた餅を供え、また笹舟に小豆や米を乗せて流す地方もあるとか。
人も犬も小豆好き?
「八朔や犬の椀にも小豆飯」 (一茶) 八朔は8月1日。たのみの節供、田の実と書き新穀の贈答をし、また稲の実りを祈願する (作頼み) 、 頼みに通じることから公家、武家、町人各々贈答が行なわれました。この日赤飯を炊いて祝い、 また嫁が実家へ挨拶に行く日でぼた餅と生姜を食べ、農村では昼寝の時間がなくなって夜なべ仕事が始まる日でこの日の小豆飯を涙飯と呼んだ地方もあったとか。民話の世界の花咲爺さん―毎日小豆を食べさせ育てよと神様からさずかった犬、 その通りした正直爺さんには金銀を掘り当て、 生煮え大豆ばかり食わせた強欲爺には瓦ばかりを掘り当てた。龍宮へ行く民話― 龍宮様から戴いた猫、言われた通り一日一合の小豆を食べさせると一升の一分銀を生み強欲者が五合食わせて五升出させようとしたら死んでしまった。 動物に小豆を与える民話も何故か多い。