●処暑(しょしょ)
陽気とどまりて初てしりぞき処とすればなり
No.010
8月15夜
8月15日夜はイモ名月。 イモ神様の祭として芋の子を畑からとり小豆飯と一緒にお供えしました。 イモの収穫儀礼の風習行事は、中国から日本まで広く分布しており、照葉樹林帯の焼畑で穀類、豆類と共にイモ類も重要な位置にあったと 推測されているようです。
小豆のルーツは日本文化のルーツ?
日本文化のルーツをさぐるとき縄文文化以前を探求することが重要です。 照葉樹林帯という生態系を前提に中国の雲南高地を中心として西はアッサムから東は中国の湖南省に至る東部ユーラシアの暖温帯の半月形の地域が東亜半月弧と名付けられました。これが照葉樹林文化センターで日本はその東端。 農耕文化上独特の共通性を持ち、小豆もその一つでこの地域固有のもの。 小豆の起源は中国の江南または日本の可能性が高いがサヤが熟すると割れるというマメとしては 作物化の程度が低い作物でありながら作られ続けてきたという特別な植物なのです。 神話の世界から風俗習慣に至るまで興味深い共通性や相違が見い出せます。 そうした特徴 要素の中に文化のルーツが見えてくるのでしょう。 小豆は日本人のルーツ解明に大きなロマンを秘めているのです。