●白露(はくろ)
陰気やうやくかさなりて露こごりて白色となればなり
No.011
節句の節供
9月9日は重陽の節供。 節供は元来は季節毎に定まった日に神様に食物を供えたその供物のこと。 古代中国では 9を陽の極致、 最高の数と考えそれが重なるので重陽としました。明治前まで重要な祝日で菊の節供といわれ、 赤飯や小豆飯を炊いて祝いました。
漢方にみる小豆
中国漢方では食物に対して「性」と「味」があります。性は体内に入った食物がどのような作用をするかで 、「 熱・温・平・涼・寒」の順で表わし、味は 「 辛・甘・酸・苦・鹹 (しおからい)・淡・渋 」 の七味とします 。さて小豆は、味は甘・酸で性は平、心と小腸を補うとされています。清熱利水・散血消腫の薬理作用があり消炎・解熱・抗菌・健胃・利尿・ 解毒・ 消腫・ 消痛といった作用があります。急性の食中毒のとき吐剤として瓜菷散(かていさん)また急性腎炎の体のむくみやアレルギー性の湿疹、脚気のとき赤小豆湯等の処方に配剤し証に応じて用いられています。 唐代の名医孫先生の千金食治より伝わった、浮腫、慢性胃炎の治療に効果があるとされる 鯉魚豆粥は、小豆とコイのおかゆなのです。現代の中国料理にも小豆はたくさん登場するのです。