●秋分(しゅうぶん)
陰陽の中分なればなり
No.012
祖先におはぎ
秋分の日を真中に前後3日間ずつの秋7日を彼岸。彼岸とは梵語の波羅密多で煩悩の此岸から涅槃の彼岸に至る願い。源氏物語の頃からか。今に続く祖先のお墓参り、そしておはぎ、ぼた餅、赤飯、饅頭。彼岸花赤く、北の地では今年の小豆がもうすぐ収穫。
おはぎとぼた餅どう違う?
春に作るはぼた餅秋がおはぎ、片や黄粉で片やアン、片やコシアン片や潰しアン、片や女言葉片や男言葉、今も諸説粉粉。古書に、ぼた餅とは牡丹に似たるの名にして、萩の花は煮たる小豆を粒のまま散しかけたるものなれば萩の花の咲き乱れるが如しとあります。ぼたとは肥たるを云なり、またぼたもちといふは女の詞なり、またはぎの花餅、かいもち、母多餅、萩花等色々な記述が見られます。一名隣知らず、作っていることが隣家に分からないから。一名夜舟、暗中では舟が着いたかどうか分からず着くと搗くをかけて等々。古代日本では小豆餅、これは小豆の粉を餅に入れたもの。鎌倉時代のかいもちひ、かなり現在のぼた餅に近いようで名前の議論は江戸時代から。民話や諺にも多く登場します。広く庶民に愛された証。名前でもめるは祖先様も苦笑い?