●芒種(ぼうしゅ)
芒ある穀るい稼種する時なればなり
No.029
小豆めしでボテボテ茶
梅の実が熟す頃の雨期、入梅の季節が芒種の頃。蒸し暑さで食欲低下に悩む人に薦めたいのが出雲松江名物ボテボテ茶。番茶と茶の花を煮立てたものを塩で味付け中に小豆めしや黒豆、香の物等を入れ飲むように食べる。サッパリ味が食欲増進。栄養面も心配ご無用。
赤いご飯の謎?
赤飯や小豆めし、小豆粥の起源は赤米だといわれています。大昔、照葉樹林文化圏と呼ばれる稲作文化圏では赤米を食していた。いつの時代か突然変異か?味と生産性を誇る白米が生れた。赤米は貴族の食生活や神事の場では生き残ったが時代とともに見離されるようになった。そこで赤米の代役として脚光を浴びたのが小豆。今は赤米は日本からほとんど姿を消したが中国の雲南地方に行くとまだどうどうと威厳を保っていて日本の赤いご飯の原形に出会えるのだそうです。ところで日本人は何故これほどまでに赤いご飯に拘り続けるのでしょうか?血、太陽、火!それだけではないはず。例えば万葉時代は実った稲穂を赤と表現したという説。昔、祭具用の土器は赤土で製造。埴輪の埴は赤という意味。農神様伏見稲荷の稲荷山が無数の赤い鳥居で覆われているのも非常に興味深い。