●大寒(だいかん)
ひゆることのいたりてはなはだしきときなればなり
No.044
寒稽古の後に…
寒の入り(小寒)から数えて16日目の大寒の頃。各地で最低気温が記録される時節です。武道などでは精神の鍛錬も兼ねて寒稽古が盛んに行われますが、厳しい稽古で疲れ果てた心と体を癒すもの・・・・・・あったかくて甘い「ぜんざい」「おしるこ」の右に出るものはナシ!
小豆が3回まわれば
節分祭。昔は「追儺」「鬼遣」といい大晦日に疫鬼を追い払うために行われた宮中行事でした。私達が2月3日に節分祭を行うのは、昔は翌日に当る立春(2月4日頃:天文学的には立春が春の始まり)が一年の始まり(元旦)とされていた名残からです。節分には豆まきをしますがそれに加えて大豆で豆占いをした地方もあったそうです。粒揃いの12粒を囲炉裏の灰の上に並べ、それぞれの焦げ具合で天候を占い一年間の農作業の参考にしたといわれます。ところで小豆による占いは小豆粥が有名ですが、ちょっと変わった方法もあったようです。長野県の或る地方では、どんど焼きから持ち帰った火で小豆を炒るのですが、栽培している各作物毎に2粒ずつ炒ります。炒っている間に小豆が鍋の中で3回まわれば豊作、1〜2回だけなら7〜8部作、真っ黒焦げになれば凶作。今では既に途絶えているでしょうが、楽しそうな占いですね。