●雨水(うすい)
陽気地上にはっし雪氷とけて雨水となればなり
No.046
あずきはいつき?
Azukiこぼれ話でも過去にふれましたが、小豆の語源に諸説あり。どの説も頷けるから面白い。こんな一説も・・・・・・「あずき」は「斎」が転訛した言葉。「斎」とは潔斎して神に仕えること。なるほど、現在でも私たちは赤飯や小豆飯、ぼたもちを神前に供え、神に仕える証とします。
小豆で納税
今年も確定申告の季節がやってきました。ところで租庸調という納税制度で知られるように民衆が税に悩まされたのは往古からのこと。奈良時代に編纂された肥前風土記の税に関する記述に小豆が登場します。当時農民は厳しい税制に苦しめられたうえに飢饉が起これば地獄の苦しみを強いられました。税収が激減すると国家財政も危機。そこで政府は普段から農民に粟の貯蔵義務を課せ、飢饉時の対策としました。この制度では粟の貯蔵がないときには他の穀物での代用も利きました。粟1斗(18g)の代りに大麦なら1斗5升、小麦は2斗、大豆は2斗、そして小豆なら1斗を納めれば良かったのだそうです。また平安時代の「延喜式」という書物の交易雑物の項によると、小豆は絹と同じように諸国で取引される大切な商品であったようです。