●春分(しゅんぶん)
日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり
No.048
骨休めにお赤飯を
広島県高田郡高宮町房後字新開。4月1日(冬は12月1日)の天狗さんのお祭り。祝詞の後「自然の恵みに感謝しお赤飯を」と赤飯を掌に取り分け箸を使わず食す。昔から赤飯の調理は男性、食べるのは女性と決まっている。毎日多忙な農家の女性を仕事から解放するためのお祭です。
節句祭 百膳の神事
世界文化遺産、姫路城がある播磨地方。昔、播磨は3地域に分かれていた。播磨の国(姫路市等の西播)、明石の国(明石市等の東播)鴨の国(加西市等の北播)。鴨の国は京都の上賀茂神社、下賀茂神社の鴨一族の勢力地域。真ん中を加古川という川が流れ、東側を鴨東、転じて加東(加東郡)、西側が鴨西、転じて加西(加西市)。加西市北条町、住吉神社。4月第一土、日曜日(本来は4月2・3日)に節句祭が行われる。といってもお雛様を飾ってというものではない。二日間に渡り14台の大屋台と2台の神輿が町中に練りだす勇壮な祭り。更に鶏合わせや龍王舞の神事などは県や市の民俗文化財に指定されている貴重なもの。このお祭に地元の人も見る機会が少なくなった百膳の神事がある。名の通り、百膳ものお赤飯を宮総代達が賑やかな掛声とともに神前に供える。「ワショイワショイ!」神聖な小豆の赤は「厳か」にも「賑やか」にも不思議に似合います。