●白露(はくろ)
陰気やうやくかさなりて露こごりて白色となればなり
No.059
とぼけたあずきとぎ
「しょき、しょきしょき、人とって食いましょか〜、あずきとぎましょか〜」・・・・・・姿のない声だけの恐ろしいあずきとぎは地方に残る有名な怪談話です。中にはお寺の本堂の天井からおいしい大きなぼたもちを落とすというちょっととぼけたあずきとぎもいるそうです。
ぼた餅婿
「日本の民話 山陰」(ぎょうせい)にはこんな話が載っています。(以下要約)『ある男がぼた餅を食べて「こりゃあまあなんてうまいもんだかあ。なんてえもんだかあ」「こおかあ、こおは、ぼた餅てえもんだかあ」男はぼた餅の名を忘れぬように「ぼた餅ぼた餅」とつぶやきながら帰っていった。ところが途中に小川が流れていて、その小川に飛び石が置いてあった。男はその飛び石を「ひょい」と飛び越えた。そこから「ぼた餅」が「ひょい」に変わって男は「ひょいひょい」つぶやきながら家に帰った。家に着くと男は「はやとこ、ほたが落ちるほどうまいもんのひょい、をこっしゃぇてごっさい」妻は「そげなもん知らんげな」言い合いになって男は妻の頭を叩いてしまった。妻は頭をさすって「ああ、痛ちゃ、まあ、ぼた餅のやなたんこぶが出て」というと、男は「ああそおそおその、ぼた餅、のことだが」』人騒がせな男ですね。