●穀雨(こくう)
春雨ふりて百穀を生化すればなり
No.074
小豆島の不思議
瀬戸内海で淡路島に次いで大きな島、香川県小豆郡の小豆島。郡は「しょうず」、島は「しょうど」と読みます。大昔、島は「あずきしま」と呼ばれていましたが、一体どの呼び名が本当の名前なのでしょう。「あずき」が先か、「しょうず」が先か、「しょうど」が先か?
記紀の時代から小豆
日本最古の歴史書とされる古事記によると、イザナギとイザナミの夫婦神が淡路や伊予、筑紫などの大八洲に続いて、六つの島を生み、小豆島はその六島の二番目として生まれました。そして、最古の勅撰の正史とされる日本書紀では、或る高位の人が海を臨んで詠んだ歌に「阿豆枳辞摩」(あづきじま)という言葉が登場します。いずれにしろ小豆島は大和朝廷にとって大切な土地であったのに違いはなかった!でも何故、あづきじま?阿波の国が粟、吉備の国が黍の産地だったのに対して、小豆島は小豆の産地だった?淡路島に比べて小豆の様に小さな島だった?やがて「あずき」を小豆と表記するようになったので「しょうず」という郡名が生まれた、という推理もできます。ところで島名の「しょうど」は鎌倉時代に見られる「せうつしまの荘」という荘園名から転化とか?小豆島は謎だ!