●大暑(たいしょ)
暑気いたりつまりたる時節なればなり
No.104
豆の色・花の色
一言に小豆といっても赤、黒、黄、緑、茶、斑と様々な色があります。それは御座候の白餡の原料:手亡豆の仲間インゲンや大豆なども同じです。ところが花の色ではインゲン、大豆は白とピンクがあるのに小豆は頑固に黄色だけ。7月下旬〜8月中旬、十勝小豆は花ざかりです。
憎っくき病害虫
小豆の花が勢い良く開花したと喜んでいると8月中、下旬に茎や葉が萎縮しやがて株全体が枯れる小豆落葉病に冒されることがあります。これにやられると豆粒大、収穫量、品質が著しく低下します。十勝では昭和45年に小豆畑の約66%がこの落葉病に罹り農家や豆関係業者は大打撃を受けました。現在、北海道では小豆の病害虫は、病害11種程、害虫70種程にも及び、しかも新しい病害が発生する可能性もあるので、農家の病害虫防除や研究機関の高耐病性の品種の改良、農協などの病害虫対策は想像以上に大変で神経を使う仕事となっています。落葉病の他には輪紋病という胞子が風に乗って伝染する病害やフキノメイガという聞くだけでも背中がモゾモゾする様な蕾を食う害虫(蛾)が代表格です。これは7〜8月に羽化産卵し、雑草の茎の中などで越冬するものもいます。しかし超厄介者はやはり落葉病。病原菌は土壌中に生存し、茎葉の中で3年以上も生存する菌も!!