●寒露(かんろ)
陰寒の気にあふて露むすびこちんとすればなり
No.109
十勝小唄
♪ランランラントセ カネガフル トカチへイヤニカネガフル 狩勝峠で東を見れば雲か海かや只茫々 十勝平野ははてしも知れず あれさ日本一豆の国♪(十勝毎日新聞社初代社長林豊洲作詞 小松教祐作曲)、十勝と石狩を結ぶ狩勝峠にこの歌碑が立っています。唄が作られた当時、十勝の豆の主役はインゲンでしたが後に小豆が台頭します。
取扱注意!赤いダイヤ
御存知のように小豆相場というものがあります。農作物は総て豊作年は価格が下落し凶作年には高騰しますが、貯蔵がきく小豆等では豊作年に安く買い付けたものを凶作年に高く売り、その利鞘で稼ぐというビジネスの仕方があります。しかしこれもつい欲張り過ぎて売る時期を延ばし過ぎたり、又買う時期が早過ぎるなどで逆に損をこうむることもあることもあります。これは霜降の時期を予想しながら行う小豆の播種や刈り入れによく似ていて、生産者も流通業者もわずかなチャンスを生かして小豆や小豆ビジネスを育てているのです。十勝は明治後半、大正時代には道内有数の小豆主産地でしたが、一次は輸出作物のインゲンに豆作の主役の座を奪われました。しかし戦後、満州からの輸入小豆が途絶えると、小豆の供給源は十勝に絞られ、やがて十勝小豆の作柄が小豆相場を左右するようになります。そして「赤いダイヤ」という言葉が生まれました。