●大暑(たいしょ)
暑気いたりつまりたる時節なればなり
No.128
小豆の莢が生れる
十勝地方の農家では5月20日頃、郭公の声を聞いて小豆の播種を行います。通常約2週間で発芽し本格的な夏の訪れと共に一挙に成長します。7月下旬には背丈が40〜45cm、葉数は9〜10枚、開花時期の最盛期で株の下の方にはかわいい莢もついています。
十勝の大地はお花畑
小豆の開花は株の下から上へと広がり、お盆の頃まで小豆畑は花盛りです。小豆には様々な品種があり、豆の色も豊富ですが、花の色は黄色一色です。御座候の白餡の原料となる豆はインゲンマメの仲間の姫手亡という品種で、インゲンマメの花はピンク、薄ピンク、白があり、姫手亡の花は純白です。インゲンマメの開花は小豆より約2週間早く始まります。7月半ばから8月半ばまで、十勝の大地のあちらこちらには綺麗なお花畑が広がります。小豆やインゲンマメの他にジャガイモの花が真っ盛りです。ジャガイモは品種によって白や紫、薄紫の花を咲かせます。ソバも純白の花をつけます。大地を吹き抜ける風に揺られる花のソバ畑などは映画の一シーンに登場させたいほど美しく感動的です。でも花が美しいからといってむやみに畑に入るのは厳禁!花が落ちて実がならなくなります。