●処暑(しょしょ)
陽気とどまりて初てしりぞき処とすればなり
No.130
怪談 小豆峠
残暑お見舞いに怪談話を〜。島根県、隠岐の島の布施村に小豆峠という地名があります。夜、おじさんが小豆峠を通るとショキショキと小豆を磨ぐ音が聞こえたので鉄砲を撃って逃げ帰ったとさ。小豆峠は「小豆とぎ」という妖怪の名前から生れた珍しい地名です。
消えた牡丹餅
爆笑を呼ぶ上方漫才のいま寛大・はな寛太師匠の持ちネタの一つに怪談話があります。「今度はもっと怖いぞ〜。怪談の亡霊〜」「恐そうやな。かいだんのぼうれ〜。階段登れ〜?どこが怖いねん!」というようなアホらしくも切なく可笑しいネタをこれでもかこれでもかと巧みな話術で畳み掛けます。「10個貰ろた牡丹餅を食べようと、蓋を開けると一つ消えてた」「えぇ!」「夜中の1時に蓋を開けるとまた一つ消えてた」「何でやねん〜」「2時に蓋を開けるとまたまた一つ消えてた」「ギャー!」「ふと見たら牡丹餅三つ蓋の裏にひっついてんねん」「ええ加減にしいや」という話ですが、この消えた牡丹餅は大きな落ちネタのフリ(前置き)で、最後は「婆さんの葬式の夜に棺桶開けたら死体が消えてあらへん」「ギャー!」「ふと見たら棺桶の蓋の裏に婆さんひっついてんねん」おあとがよろしいようで。