●霜降(そうこう)
つゆが陰気にむすぼれて霜となりてふるゆへなり
No.134
胸で小豆
岩手県の昔話。夜遊び好きの夫を持つ妻がムカツイテ熱くなった胸の上に小豆を入れた鍋を乗せていると夫の帰宅時に小豆が煮上がっている。毎晩煮小豆があるので夫は訳を聞く。やがて真実を知った夫は夜遊びを止める。小豆で夫婦は仲直り。目出度し目出度し。
小豆は夫婦円満の源
「胸で小豆」の小豆で夫婦仲直りは昔話として片付けておくには勿体無い。小豆と夫婦仲をちょっと科学的に分析・・・・・・小豆はビタミンB1、B2を多く含む。ビタミンBとは糖質(デンプン)を分解するのに不可欠な栄養素で、B1不足はイライラ、無気力などの、B2不足は肌荒れ、体調不良の原因となる。B1、B2不足になると円満な夫婦でも、夫は「イライラするしカッタルイからパァ〜と夜遊びしてくるか」妻は「あの宿六にはカッカきちまうよ。お肌も冴えないし、体調変だし、な〜んもやる気ない」てなことに。特にB1が不足し過ぎると脚気になります。脚気とは栄養失調の一つで、昔は下肢麻痺、歩行困難、やがて死に至る人も。もしかしたら「胸で小豆」の妻は小豆のビタミンBのことを知って、イライラカッカの熱で小豆を煮て夫婦で喰べた?小豆を食べて健やか円満に!