●立冬(りっとう)
冬の気たちそめていよいよひゆればなり
No.135
難読
苗字に小豆がつくと何と読むのでしょう?「小豆島」「小豆畑」「小豆澤」は「あずじま」「あずはた」「あずざわ」ならば小豆原・小野豆は?「あずきはら」ではなく「おとはら」「おまちや」。小豆原さん小野豆さんご一報を!苗字のいわれを聴きたし。
小豆の地名
小豆が付く地名の代表格が香川県小豆郡小豆島。記紀には「阿豆枳辞摩」と書かれ、今も島内に阿豆枳神社がある。京都市伏見区の鴨川沿いにある小豆屋町。隣が鍵屋町、近所に越前町。昔は鴨川を舟が上り下り、河岸には蔵が並んでいた。小豆屋町には小豆などの豆の倉庫があったのであろう。鳥取市中心街の本町三丁目辺りは享保年間(18世紀前半)までは小豆屋町であった。但馬出身の小豆屋三郎右衛門が雑穀店を開いていたのでこの町名がついた。当時小豆屋のお店の間口は16間もあったという。宮崎県西都市小豆野原。標高40〜70m、表面に火山灰土が乗り水に恵まれない土地だった。昭和50年頃以降は桑、葉煙草、稲、落花生などを栽培、以前は甘藷芋が主。芋の前は何を作っていたのか?小豆野原は小豆の産地だったとの説がある。小豆の地名から歴史のロマンが広がります。