●立春(りっしゅん)
はるの気たつをもってなり
No.141
小豆島の謎
瀬戸内海の小豆島。古事記、日本書紀では阿豆枳辞摩。「小豆の産地であったから」と言う地名起源説がある。現在では「島では昔から小豆ではなくササゲをつくっている」とのこと。小豆を栽培していたから「あづきしま」と言う起源説は余り評価されていないようです。
ショウヅ島?
日本書紀に、応神天皇が、難波津から故郷へ船出する愛しい人の舟を見送りながら「淡路嶋 いや二並び小豆嶋 いや二並び 寄ろしき嶋嶋 誰れか去れ放ちし 吉備なる妹を 相見つるもの」(淡路島は小豆島と二つ並んでいる。私が立寄りたいような島島は、皆二つ並んでいるのに、私は独りにされてしまった。誰が遠くへ行き去らしてしまったのだ。吉備の兄媛を、折角親しんでいたものを)〔岩波書店 日本書紀上〕と歌ったとあります。郷土史家で小豆島新聞社の発行者日く「『淡路嶋 いや二並び 小豆嶋 いや二並び』は調子が良すぎるので、この上の句は船乗り達が歌っていた民謡の一部を応神天皇が引用したのではないかと言う説がある。小豆島は昔、ショウヅ島(小豆島)と呼ばれたのでは」とのこと。しかし、船乗りが何故この島を「あづきしま」と言っていたのかは、やはり謎?